テイスティングメモ |
常温 |
常温(16~17℃)だと、スムーズで柔らかい口当たりとリズミカルな酸味に、心地よい穏やかな余韻を残して切れていきます。 |
40℃ |
40℃程度のぬる燗にするとコンフィチュールのような果実香を感じ、口当たりはややシャープになり、甘味を感じるようになります。 |
50℃ |
50℃以上に上げると吟醸香は薄らぎ甘味を感じますが、キレが良くドライな味わいになります。 |
燗冷まし |
65℃程度まで上げたものを45℃まで燗冷ましで口にすると、吟醸香は気にならず、ドライさは薄れ甘味が増しますが、酸が下支えしているのでキレの良い飲み飽きしない味わいになります。 |
総評 |
いずれの温度帯でも、それぞれの個性的特徴が現れ、オールラウンドで楽しめる日本酒。低温で吟醸的、高温で旨味。 |
料理 |
冷やからぬる燗で淡泊な刺身、温度を上げて濃いめの味付けの料理にと幅広い対応が可能。 |