猛暑で寝苦しい毎日かと思いますが、暦では立秋も過ぎ、残暑お見舞いの時期になりましたね。
夏バテ気味の晩酌には優しい風味の「大七 生酛純米古酒 不倒翁」がオススメです。不倒翁とは起上がり小法師のこと。会津のマスコットキャラクターでお馴染みです。1タンクのみの限定品ですので、なかなか飲む機会もないかとは思いますが、なんとも優しく静かに体に浸透していくお酒です。ぜひ40度~45度でお召し上がりください。柔らかなテクスチャーの中に深い味わいが楽しめます。世界最大規模のワインコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」のSAKE部門でも今年は岐阜の熟成古酒がチャンピオンに選ばれました。熟成古酒はこれから益々目が離せませんね。

おうち酒簡単レシピ 第26回

 
枝豆の東煮  
 枝豆もずいぶんと膨らんできましたね。ゆでたり焼いたりに飽きた方、ぜひこの東煮をお試しください。東煮とは甘辛く煮た江戸料理のこと。10分足らずでできて、豆の旨みと甘辛な味わいがたまらない万能なアテです。どうぞさやに浸みた味をチューチューと吸いつつ、豆を召し上がってみてください。癖になる味わいです。
2014/08/13  

■材料<2人分> ■作り方
枝豆 1袋(300g程度)
ごま油 小さじ1程度
砂糖 大さじ1と1/2
醤油 大さじ1と1/2
50cc
50cc
唐辛子 1本

1

枝豆は大き目のザルに入れて、ザル側面で産毛を取るように撫でつけてからさっと洗う。

2 フライパンにごま油を入れて、水を切った枝豆を加え、全体に油が回ったら、小口切りした唐辛子、砂糖、醤油を加えひとかき混ぜする。
3 続いて水と酒を加え、蓋をして5分蒸煮してから、水分がほとんどなくなるまで煎りあげる。
   
■ワンポイントアドバイス

1.1本ものの唐辛子がなければ、仕上げに粉末の七味か一味唐辛子をふっても良い。
2.一晩置くと、より味がしみて美味しい。
3.火加減は蒸し煮までは中火、煎りあげるときは火加減をやや強めにしてください。


■入江亮子氏プロフィール
佛教大学仏教学科卒。
日本料理の五味五色五法を駆使した懐石を教えるほか、茶事の出張料理も行っている。 また、利酒師・日本酒学講師・酒匠として、日本酒と料理のマリアージュも数多く提案している。
●入江亮子さんの「懐石料理で大人の女子会」の様子はこちらから

 

レシピトップヘ