●酔鯨 特別本醸造 「吟龍」 テイスティングメモ

常温

飲み口はすっきりと入ってくるが、舌の上でころがすとアルコール臭が感じられる。後口には、ハッキリとアルコール臭が残ってしまう。

ぬる燗

アルコール臭が気にならなくなった。甘味と旨味が出てきた。


熱燗

なお一層旨くなってきた。甘味と旨味も強くなってくる

燗冷まし

甘味がさらに強くなり、旨く感じる。
●感想
50℃が一番旨く感じられた。40℃だと、まだ甘味と旨味が少なく感じられる。燗冷ましも、なかなか良いと思う。

●合わせた肴

冷やには、ブリ大根の大根と相性がよかった。柿の種、イカの一夜干しとも合う。菜の花のドレッシング和えも合う。
ぬる燗(40℃)には、ブリの煮たモノが合う。熱燗(50℃)には、豚の角煮が合う。豚の脂身をスッキリと流してくれる。イカの一夜干しにマヨネーズを付けると合う。もやし炒め、トマトリゾット、KIRIのクリームチーズが合う。燗冷ましには、煮物が合いそうでした。柿の種も合う。

☆他に好きな手作りつまみ
・豆腐茶漬け  豆腐と水を入れた器を電子レンジで温めて、お茶漬けの素をふりかけて、ほぐしてかき混ぜて食べる。
・ポンぎつね  油揚げをトースターで焼き、余分な油をキッチンペーパー挟んで取る。短冊に切って、七味をまぶして、おろしポン酢をかける。


●お燗酒への応援メッセージ
・お燗酒を飲んだ事が無い人へのオススメ
冷やでばかりで飲んでいる人には是非お燗酒を試してほしい!お燗酒だと、じっくりゆっくりお酒を楽しめます。冷え症の方にもおすすめです。

・こんなお燗のつけかたも
いつもは、「ミニミニかんすけ」でつけていますが、大吟醸など、ちょっと燗酒にチャレンジしてみるときには、片口にお湯を入れて、ぐい呑みに酒を入れて燗をしています。失敗しても、安心です。ビーカーで燗をして、徳利に移す方法もあります。

・シーン
・電車で向かい合いの席で駅弁をつまみに、盃を交わすのが楽しいです。
・外の花見で、湯煎した燗酒を呑んでみたい。
・なじみの店で、みんなでお燗番をしながら呑むのも楽しいと思います。


町田 憲久(まちだ のりひさ)
【生年月日】昭和33年10月12日
【自己紹介】両親が秋田県出身のせいか(特に母親)、日本酒は昔から抵抗なく飲むことができました。成人になってから、美味しいと思って飲んでいたのは剣菱ですが、30歳ぐらいに地酒に目覚めて、種類の揃っている酒屋探訪が始まりました。良い酒が置いてあれば、習志野、鳩ヶ谷、狛江などの酒屋に買いに行っています。
【好みのタイプの日本酒】芳醇な純米酒、無濾過、生もと、山廃
【注目している酒・試してみたい酒】
・家庭で常温熟成させて旨い酒(1年以上)
・最近復活した酒米で醸した酒


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