★大潟村「げんき」情報★
(秋田県南秋田郡大潟村)


大潟村「げんき」のみなさんは美味しくて安全な
「本物のあきたこまち」作りに取り組む若手生産者グループです。
昔ながらの土作りにこだわった栽培方法、
海水を入れてミネラル分を補給するなど、
食味と安全性の両立を目指しています。
写真は前列左より田中雅人さん、門脇広明さん
後列左より相馬喜久男さん、加藤憲人さん、馬場晶寛さん、佐藤孝史さんです。


■平成16年9月3日 台風15号による塩害

8月20日の台風15号で、大潟村は甚大な被害を受けてしまいました。
今までこんな災害が来るとは想像もしていなかったので、ショックです。
大潟村でも、地域の差がくっきりと分かれてしまい、8割減〜平年作という
ように、なっています。 
刈り取りしてみないとはっきりしたことは言えませんが、最大のピンチです!
げんき  加藤憲人


塩害というのは、台風で海から巻き上がった潮が田んぼにかかってしまうことによる被害なのだそうです。
台風15号はかぜ台風で雨が降らなかったため、ことさら被害が大きかったそうです。
大潟村でも特に海側の田んぼに被害が大きく被害総額は48億円とも言われているそうです。
本当に天災は怖い…。げんきの皆さんの田んぼの被害が少しでも少ないことをお祈りします…。


■昨年の写真ですが・・・ 除草


昨年の写真ですが、タイムリーなので掲載させていただきました。
通称「らくだ〜1号」と呼ばれるこの除草機は、げんきの秘密兵器です。
有機栽培の田んぼでは、今年もこの機械で4〜5回は除草するとのこと!
本当に「げんき」ですなぁ〜
ちなみに颯爽と除草機を操っているのは馬場さんです。微妙にカメラ目線です。




■平成16年5月14日 田中さん 田植え

わが家は、本日より田植え開始です。
無農薬の苗が病気にやられましてとても小さい苗を植えております。
完全有機栽培は本当に難しいですね。


田中さんほどの稲作プロでも、完全有機栽培はやっぱり難しいんですね〜
われわれも心して売らねば!


■平成16年5月2日 馬場さん 代掻き(撮影は田中さん)

いよいよ代かきに突入!
いつものように馬場が予定より早めに作業が進んでいるようです。
写真は馬場が使用している6mドライブハロー。
あまりの長さに道路を歩くのにも命がけ!
思いっきり道路交通法違反です。
こんな事できるのも大潟村ならでは?


いい写真ですね!「逆さ富士」ならぬ「逆さトラクター」が映っています。
しかし、長いロータリーですな〜
佐々木小次郎の長剣「物干竿」を感じさせます・・・ (^_^;



■平成16年4月18日 田中雅人さん 土均し


好天が続いており、田んぼ乾きまくっております。
最初は、真っ白に乾いた土



レベーラーという機械で、乾いた土を削り取るようにして均していきます。


前年にすき込んだ稲ワラです。
良質の腐植となってさらに土を肥やしてくれます。



実際に土を引っ張っている写真。


均し終った写真(学校のグランド状態にかなりちかい)
2駆の乗用車が、楽々田んぼを走れます。



■平成16年3月27日 田中雅人さん 田起こし
 
田中雅人です。
田んぼを起こし始めました。でも、まだ土の乾きが悪いようで
トラクタがスリップしてしまいます。
まあ、あせらずに作業していきます。


田中さん、ありがとうございます。田起こし(プラウ耕)の写真は迫力がありますね。
景色も北海道のように広大です。
ビニールハウスの間に立っているのは息子さんですね!

〜プラウ耕とは〜
土を深く掘り(20cmくらい)ひっくり返すような耕耘のしかたです。
こうすることにより土の中に空気が入り、鉄分が酸化し、耕土も深くなります。