ブルネル氏は1971年に父親の仕事である ワイン造りに参加するようになり、瞬く間に トップクラスの生産者に仲間入りしました。 常に革新的である彼のワインは世界的に評価 も高く、私たちの期待を裏切ることはありま せん。サボン氏とはお隣同士で、他の仲間と 共に共同のボトリングと瓶熟のためのセラー を使用しています。セラーはシャトーヌフ・ デュ・パプの古城跡の正面にあり、私たちが 訪問したときも、まず目に入った景色はこの 古城跡でした。 | |
セラーでの試飲の後、シャトーヌフの畑へ。樹齢120年の葡萄の樹は思ったより 背が低く、ごつごつとした幹をくねらせていました。畑はジャガイモのような形の 大小様々な石で一面覆われていて、びっくり。シャトーヌフのこの石の事はもちろ ん知識としてはあったのですが、樹齢120年の葡萄の根元が丸く大きな石で覆わ れている姿はなかなかの迫力があります。20cmくらいの深さまでこの石の層だ と聞いてまたびっくり。雑草の処理はこの石を耕すことで行うそうです。(そのた めの耕運機のような機械も見せていただきました。)畑でブルネル氏と記念写真を 撮るときは強い風が吹いていて、ぬけるような青い空と力強い葡萄の樹の景色と共 にとても印象的でした。南仏の明るく強い日差しとミストラル(南仏特有の強風) に育まれた葡萄だからこそ、あの力強いワインになるのだと感じました。 |