ブリの奈良漬け入りなめろう

ブリの奈良漬け入りなめろう

酔いどれんぬの簡単レシピ
第46回「ブリの奈良漬け入りなめろう」

 正月明けの雑誌やテレビでは「正月太り解消」番組のなんと多いことでしょう。そんなに太る方が多いのでしょうか。ええ、そんなに多いですよね。私も多分に漏れずがっつり正月太りいたしました。ですので、昨年も言っていた気がいたしますが、今年も正月太り解消にもなるヘルシーな肴とそれに合うお酒をご紹介させていただきます。梅乃宿酒造さんの「梅乃宿 純米吟醸」です。

「梅乃宿 純米吟醸」


1893年に奈良で創業された梅乃宿さんは伝統の日本酒文化を守り、かつ固定概念にとらわれない革新的な日本酒造りをされ、”あらごし”シリーズのリキュール分野を通し国内外を問わず人気を博していらっしゃいます。そこに加え、日本酒のすそ野を広げ、また地元への貢献、品質向上となる体験型の新蔵を同県葛城市に作られました。
今回ご紹介させていただくお酒もその新蔵で醸されたお酒となります。伝統、日本の美を感じさせるラベルと造りと香り。それでいて洗練された透明感と華やかさのある味わいは様々な料理、シーンで楽しんでいただけることと思います。冷やして冷酒グラスでいただくもよし、ワイングラスでいただくもよしのお酒に合わせる肴といたしまして、奈良の名産品の奈良漬けと旬のぶりを使ったレシピを作りました。火を使わずに簡単にできますので、ぜひお酒と共にお試しください。


「ブリの奈良漬け入りなめろう」


<材料 2人分>
ぶり(刺身用) 100g
しょうが 5g
奈良漬け 20g
白味噌 小匙2杯


<作り方>
1.奈良漬けは粗みじん切りにしておきます。ぶり、しょうがをみじん切りにし、味噌を加えて包丁でさらに細かくたたきます。
2.ペースト状になったら粗みじんにした奈良漬けを加え、混ぜ合わせて完成です。

<ワンポイントアドバイス>
1.白味噌、西京味噌、米味噌がなければ通常の味噌でも大丈夫です。
2.酒粕を入れても美味しいですよ。
3.アルミホイルにのせてトースターやグリルで加熱調理し「さんが焼き」にしても美味しいですよ。

稲浪理恵さんプロフィール

全国の蔵を駆け巡り年間一石の日本酒を飲む“酔いどれんぬ”こと稲浪理恵さんは、日本酒愛好家や献立検索女子に崇められるパワーブロガー。日本全国を旅し、地元食材を買い込み研鑽を重ねた独自のレシピを、SNSだけでなくリアルな日本酒の会でも提案されています。

◆過去のレシピ

第45回 ドライフルーツの酒粕漬け
第44回 白子のグリル
第43回 鶏ときのこのアヒージョ
第42回 レンジで簡単、大人のかぼちゃサラダ

第41回 カツオのタタキ&パイナップルソース

第40回 タコとキュウリとトマトのマリネ

第39回 マスカットとモッツァレラのカプレーゼ

第38回 新じゃがジャーマンポテト

第37回 生ハムアスパラのオランデーズソース

第36回 鱈のアクアパッツァ風ホイル焼き

第35回 生麩ピンチョス

第34回 肉豆腐

第33回 サーモンの酒粕ポテサラパイ

第32回 酒粕豆乳おでん

第31回 戻り鰹の揚げないレアカツ

第30回 蒸しナスよだれ鶏

第29回 エビとアボカドのちょこっとキッシュ

第28回 サーモンとクリームチーズの手毬寿司

第27回 枝豆のエスニック風浅漬け
第26回 牛肉アスパラ巻の中華仕立て

第25回 酒蒸しムール貝の桜餡仕立て

第24回 鯖缶で簡単、そば粉タコス

第23回 うるいの自家製酒粕マヨネーズがけ

第22回 数の子のクリームチーズ和え

第21回 はんぺんで簡単ヘルシー、甘くない伊達巻

第20回 鶏肉と舞茸の焼きびたし

第19回 かぼちゃとサーモンのガトーインビジブル

第18回 イタリア風焼きナス

第17回 冷やしあんかけ もろこし豆腐
第16回 さば缶とタマネギのアチャール

第15回 牛乳ざる豆腐の冷ややっこ
第14回 豆苗とお揚げのじゃこ煮
第13回 ホタルイカと野菜のピクルス
第12回 ブルーチーズと酒かすの一口タルト
第11回 菜の花と生ハムの昆布じめ

第10回 ホタテとイチゴのカルパッチョ
第9回 牡蠣の酒蒸し ポン酢のジュレがけ

第8回 手羽元のコンフィ
第7回 鮭の秋色餡かけ
第6回 鶏むね肉のガランティーヌ 酒粕マスタードソース
第5回 冷やしおでん

第4回 夏野菜と海老の寒天寄せ
題3回 鮭のソテーリンゴの入ったラヴィゴットソースで
第2回 鰹のタイ風カルパッチョ

第1回 タコとモッツァレラチーズの大葉ジェノベーゼ